売られすぎている米国銀行株 USバンコープ(USB)を買ってみた。

米国株
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アメリカでは、3月以降連続して、シリコンバレーバンク、シグネチャーバンク、ファースト・リパブリックバンクと銀行3行が破綻しています。

それも、リーマンショック以降で最大規模の破綻ということで、今アメリカの銀行株は軒並み投げ売られています。

しかーし、良いもの悪いもの含めて、投げ売られている今こそチャンスということで、ウメままはアメリカの地方銀行を傘下におさめるUSバンコープ(USB)を購入してみました。

銀行株の暴落と同時に、米国高配当ETFのSPYD、HDVなども下げているので、ちょこちょこ購入しています。

JPモルガン・チェースでもなく、バンク・オブ・アメリカでもなくUSバンコープ(USB)を買ったのか

米国銀行といえば、日本人でも一度は聞いたことのあるJPモルガン・チェース、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴなどなどメガバンクがたくさん有ります。

ウメままが今回購入したUSバンコープ(USB)は、上記4銀行についで米国で5番目に大きい商業銀行で、米国の地方銀行USバンクを傘下に持っています。

USバンコープ(USB)は、あの有名な投資家ウォーレン・バフェットが率いるバークシャーハサウェイは、USバンコープへの投資を解消したようですが、これまで投資をしていた銘柄の一つです。

このUSバンコープ(USB)は、地方銀行を傘下に持っているという理由からか、他の大手銀行と比較しても大幅に下落をしています。

ウメままは、株はみんなが売る時こそチャンスがあると思っています。

それも、理由無く暴落しているならなおさらです。

下がUSバンコープ(USB)の10年間のチャートになるのですが、過去10年の中でも、コロナショックの時を超えるほどの投げ売り状態です( ゚Д゚)

10年前の株価を下回るほどの暴落です。

USバンコープ10年チャート_楽天証券より引用

暴落で超高配当株になったUSバンコープ(USB)

この暴落により、USバンコープ(USB)の配当金利回りは6%を超えています。

さらに、4月に発表された四半期決算では、前年比で純利益、一株利益ともに増加していることから、ここは買場だわ!!とウメままは考え、180株ほど購入してみました。

USバンコープ(USB)の現在の配当金利回りは6.29%

USバンコープ(USB)の配当金は、3月、6月、9月、12月に権利が確定し、その翌月に振り込まれるようです。

ウメままの場合は、31.3875ドルで196株購入したので、投資総額は31.3875ドル×196=6151.95ドル、1ドル135円で換算すると約83万円の投資額となります。

配当金をざっくり計算すると、税引き前830,000×6%=49,800円/年、税引き後49,800円×0.7=34,860円/年、四半期ごとの配当金は34,860÷4=8,715円程度となります。

後は、配当金を受け取りつつ、値上りするのを待つだけです。

ただし、USバンコープ(USB)への投資は、米国株への投資になるので、為替の影響を受ける点や、個別株の購入になるので、SPYDなどの高配当ETFを購入するよりリスクは高い(値動きの大きい)投資となります。

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USバンコープへの投資途中経過

上記の通りの判断で、USバンコープ(USB)を購入したのは、2023年5月8日になります。

2023年7月23日現在のUSバンコープ(USB)の株価は38.42ドルまで上昇し、22%ほどの含み益を抱えています。

今後売却するか、保有し続けるかは検討中ですが、まだまだ上昇しそうですし、高配当な時期に買えているので暫くは保有を続ける予定です。

同じ米国の銀行株で、USバンコープ(USB)ほど高配当ではありませんが、バンク・オブ・アメリカ(B.A.C)もチャート的に上昇に転換したと思われ、ちょっと仕込んでみようか迷い中です。

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なぜ、米国の銀行3行が破綻したのか

米国のシリコンバレーバンク、シグネチャーバンク、ファースト・リパブリックバンクの3行が破綻した理由は、

  • これらの銀行の投資先が、ハイテク産業のスタートアップ企業であった。
  • ハイテク産業は過去1年間ナスダック指数が30%を超える下落をしたように経営不振が続いてるため、貸し出し先を確保できなくなった。
  • 貸出先がなかったため、安全資産と言われる債券で預金資金を運用していたが、FRBの急激な利上げにより、債券価格が暴落してしまった。
  • 債券を売ると、損失が確定してしまうため、支払い可能な現金を確保できなくった。
  • 結果、経営がやばいとの噂が広がり、預金が大量に流失し破綻した。

と報道をされています。

そんな暴落した債券のETFを、ウメぱぱが先日買ったことは報告したところです米国債券ETF TLTを米国の利上終了を見込んで買ってみた。 | 配当金生活 (kabudefire.online)

銀行は、融資をし金利で収入を得なければ、預金者への利息の支払いも出来ないので、とても難しい状況だったんでしょうね。

売られすぎている米国銀行株 USバンコープ(USB)を買ってみたまとめ

米国銀行株が、米国の信用不安で軒並み売られている。
中でも、米銀地銀大手USバンクを傘下に持つUSバンコープ(USB)が投げ売り状態。
USバンコープ(USB)の配当利回りは、暴落により6%超の高配当。
USバンコープ(USB)は、業績も財務状況にも問題は無い。
購入した後は、配当金をもらいつつ、値上りを待つだけ。
米国株への投資なので為替の影響には注意が必要。
ETFではなく、個別株への投資なので、リスクはそれなりに高め。

以上

 

 

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