こんにちは、ウメままです。
ウメまま夫婦は、配当金のみでの生活を目指して、日本の高配当個別株、米国の高配当ETF、個別株などに投資をしています。
だんなが2月ごろから、米国長期債連動ETFのTLTを購入し、分配金を得ながら米国の利下げ時の値上がり益も狙っていることについて今が買い時の米国債券ETF TLT なぜ買い時なのか解説 | 配当金生活 (kabudefire.online)で紹介をさせて頂いたところです。
だんながTLTなら、私はもらった配当金を元手に、米国長期債レバレッジ型ETFであるTMF『ディレクション・デイリー20年超米国債ブル3XETF』だということで、価格変動(リスク)の高いレバレッジ型ETFを購入してみましたので、TMF『ディレクション・デイリー20年超米国債ブル3XETF』についてご紹介したいと思います。
現在の運用状況はこれから爆益!?米国債券レバレッジETF TMF投資の現状報告 | 配当金生活 (kabudefire.online)こちらで報告しています。
なぜ、リスクの高いレバレッジ型ETF TMFを購入したのか
ねえねえ、あなたは今年2月ごろからTLTを購入しているじゃない?
全然上がってないけど(笑)。
TLTが上がらない理由は、市場が予想していたより、米国の経済が強いから米国の利下げ時期が遠のいたことが原因なんでしょ?
そうだな。。。
『米国の急激な利上げ』⇒『景気後退』⇒『近いうちに利下げ』
というシナリオを期待していたけど、米国の労働市場の数値や、物価などの経済指数から
『景気後退は少し先になりそう』⇒なら、長期金利の利息はもっと高くあるべき⇒長期債の売却⇒『TLTなどの長期債ETFの下落』
という感じで、まだ停滞から少し下げもあるかもしれないぞ。
でも、最近の報道では、米国の利上げは、あってもあと1回で場合によっては今年中に利上げ完了宣言もあるかもしれないわよね?
そうだな、それを狙っておいらはTLTを買ってるわけだからな。
歴史から、FRBの金利見通しと市場予測では、市場予測の方が当たると言われているしな。
米国の金利予測については、FRBのパウエル議長は、経済データ次第と繰り返しているけど、市場の予測では利上げはあってもあと1回、そして来年の5月ごろからは利下げに転じ、来年中には1%程度の利下げを予想しているな。
ふむふむ。
と言うことで、私TMF『ディレクション・デイリー20年超米国債ブル3XETF』を買っちゃいました( *´艸`)
TMF・・・。
大金を投入した訳じゃないよね?
TMFがどういうETFかわかってる?
もちろん、大金なんて投入してないわ。
9月にもらったQYLDの配当金200ドルを原資にしたので、日本円で言うと3万5千円程度よ。
レバレッジ型ETFは、価格変動(リスク)が大きいのは解っているから、原資はもらった配当金のみにして、少額で短期間のみ投資してみようと思ってるわ。
チャート見ても、ナイヤガラの滝みたいで怖いもん。
そういうことね。
今から少額でTMFを購入するのは、面白いかもな。
ただ、さらに慎重に行くなら、まだ少しの期間は米国長期債が売られるつまり、TMFが下落する可能性が高いから、TMV / Direxion デイリー 20年超米国債 ベア3倍 ETFを同額程度購入して、分配金をもらいつつ、長期債の下落が止まったタイミングでTMVを売却して、売却益でTMFを追加購入すると、面白いかもしれないな~。
おいらも、配当金を利用して、ちょこっと買ってみようかな~。
なるほど。
少し長い目で見れば、長期債は買われるはずだけど、短期的には売られる可能性が高いから、逆方向に動くTMVも同額程度購入しておいて、キャピタルはプラスマイナスゼロ近辺にしておくってことね。
それ、面白そうね。
TMFの分配金利回りは4.62%、TMVの分配金利回りは5.12%なので、同額購入した場合、分配金利回り分だけは、絶対にプラスになるわね~。
参考に、TMFとTMVのチャートを重ねるとこんな感じです。
TMVについては、一度、購入したものの米国長期債が下げに転じそうな気配だったので、数ドル程度で利確して、現在はTMFだけ750ドル程度ポジションを持っています。
なんだか、上がっていきそうな気配ですね( *´艸`)
米国長期債TMFとはどういうETFか
TMFは『ディレクション・デイリー20年超米国債ブル3XETF』のことです。
TMFの価格は、米国の金利上昇局面にあるここ3年間では『80%以上の暴落』という悲惨な状況にあります。
チャートは、こんな感じのナイヤガラ(゚Д゚;)
しかし、FRBは利上げ停止の可能性を示唆しており『近い将来に利下げ局面に移る』と考えられることや、利下げが始まれば、TMFが大きく値を上げる可能性があるということで、今回ちょっこと購入してみたということです。
なんなら、全額無くなっても良いと考え、あくまでもちょこっとです。
TMFは、ディレクション・デイリー20年超米国債ブル3XETF のことで、名前から分かる通り、 20年超の米国債に3倍レバレッジを掛けて投資する商品です。
3倍のレバレッジをかけているということは、3倍の値動きをするということなので、価格変動は同じ米国長期債に連動するTLTの約3倍ということになります。
チャートを見ても分かる通り、2020年ごろ40ドル程度だった価格が、現在5ドル台に低下しています。
利下げ局面では、この逆で、急激な上昇も期待できるかなと考えたわけです。
【以下TMFの基本情報】
TMFが対象とするインデックスは『ICE20年超米国債インデックス』です。
経費率: 年0.9%(ちょっと高いですね~。)
運用会社: Direxion
インデックス: ICE20年超米国債インデックス
インデックス格付け: Aaa(Moody’s)
決算日(分配金): 年4回(3月、6月、9月、12月)
直近配当利回り: 2.86%
TMFへの投資に向いている人は?
上記のように、TMFは20年超の米国債に3倍のレバレッジをかけたETFと言うことで、価格変動(リスク)が非常に大きい投資商品です。
では、TMFへの投資に向いている人はどんな人か考えてみましょう。
TMFへの投資タイミングは?
債券は、金利が上昇すると値下がりし、金利が下落すると値上りします。
よって、TMFへの投資タイミングは、米国の金利が下がる局面になります。
しかし、相場は半年程度市場に先行すると言われていることから、もし市場の予測通り米国の利下げが来年5月ごろとなる場合、次回のFOMCが開催される11月ごろから上昇が始まるかもしれません。
『米国債券レバレッジETF TMF へ少額投資』まとめ
以上
コメント