70歳間近で投資家デビュー
ウメままの母親も、昨年SBI証券に証券口座を開設して、一般NISA口座で米国高配当株投資を開始しました。
現在運用期間は約2年半程度です。
一般的に年配の方は、株式投資=投機と考えている方が多い印象(多いというより大半では?)ですが、ウメままの母の頭は比較的柔軟です。
↓こんなやり取りの結果、NISA講座を開設し、米国株投資を開始することになりました。
ねえねえ、母には当面使う予定の無い蓄えは有るの?
まあ、無いと娘としては困るんだけど(-_-)
そんなに大金は無いけど、少しはあるわよ。
銀行に現金で預けているけど、金利も全くつかないから、いやになっちゃうわ。
そのお金、米国株式で運用してみない?
今は、一人1口座、NISAという非課税の口座が開設できるから、売却益や配当金に税金も掛からないし、高配当株に投資すれば、
配当金で年に何回か、美味しいお食事に行くくらいは、配当が貰えると思うわ。
ただ、株は下がることもあるから、当面必要ないお金じゃないと投資はしちゃだめよ。
私は、投資なんて全く分からないけど、
すぐに必要なお金じゃないからやってみようかしら。
そう来なくっちゃ。
早速に旦那に口座開設の手続きをしてもらって、運用もお願いしてみるわね。
老人が株式投資をして大丈夫なのか?
基本的に、投資の世界では、年齢とともにリスク許容度が下がるので、老人に株式投資はあまりお勧めできないです。
例えば、70歳の人が株式に投資を始めたとして、翌年株価が50%下落した場合、数年後に株価が元に戻るという保証は有りません。これが20年待てるなら話は別ですが。。。
つまり、運用期間が長く取れる若者と、運用期間が短くなってまう老人とでは、リスク許容度に差があるということです。
ただ、使う予定のないお金であれば、年0.02%程度の普通預金に預けるより、平均的に年7%程度のリターンが見込める米国株式に投資をする方が、平均寿命を考えても母の場合は良いんじゃないかと個人的には考えました。
と言うことで、ウメままの母は、NISA口座を2021年8月に開設し、米国高配当株SPYDに投資を開始しました。
主な投資先のSPYDについては、コツコツタイプに向く米国高配当株投資で着実に配当収入を得る | 田舎暮らし (doinakagurashi.com)で書いていますが、SPYDは、S&P500種指数に採用されている銘柄のうち、配当利回りが高い上位80銘柄に均等に分散投資をしているファンドであり、その信託報酬(ファンドの手数料)はたったの年0.07%です。
80銘柄に分散しているので、分散も十分効いています。
ただし、米国株への投資となりますので、為替リスクはある点は注意が必要です。
現在の配当利回りは4%前後ですが、実際に運用した結果は以下の通りです。
一般NISA口座で米国高配当ETF_SPYDに投資をした経過報告
投資金額は、投資開始時(2021年8月)に120万円を全額SPYDに、翌2022年1月にさらに120万円を、ほぼ全額SPYDに、翌2023年1月さらに120万円をほぼ全額SPYDに投入しています。
受け取った配当金は税引後でこんな感じです。
2021年9月 受取配当金10,015円
2021年12月 受取配当金3,456円
2022年3月 受取配当金23,208円
2022年6月 受取配当金22,910円
2022年9月 受取配当金24,963円
2022年12月 受取配当金33,143円
2023年3月 受取配当金33,336円
2023年6月 受取配当金40,710円
合計 受取配当金191,741円
SPYDの株価は、現在36.73ドルに対して、平均取得単価41.58ドルなので、米ドルベースでは10%を超える含み損状態ですが、円安の恩恵をもろに受けてますので、円換算では約27万円程度の含み益となっています。
ウメままの母は、今現在70歳ですので、プラスのうちに売却を視野に入れても良いかもしれません。
NISAなので、売却益にかかる税金のことを考えなくてもよいのは、非常に大きいです(27万円の売却益には特定口座であれば5万円以上の税金がかかります。)。
なお、母の口座で受け取った配当金は、再投資せず、半年に1度銀行口座に払い出しており、運用の状況の報告をして、美味しいご飯を食べに行ってもらったり、旅行などに使ってもらっています。
老人になって初めての株式投資_一般NISAでSPYDを購入まとめ
以上
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