こんにちはウメままです。
ついに新NISAが運用開始となる2024年が始まりました。
以前、新NISAで資産を増やす つみたて投資枠、成長投資枠の使い方 | 配当金生活 (kabudefire.online)で新NISAでで具体的にどのような株や投資信託を買っていくかお伝えしたところですが、その後の株価の変化やドル円相場の動きなど状況も変わりました。
また、ウメままやだんなの考えも少し変わった部分もあるため、方針転換(日本株への投資割合を増やす)した部分を中心に解説をしたいと思います。
ただ、つみたて投資は淡々と積立を続けること、高配当ETFや高配当個別株投資は持ち続けることが重要であると考えていることに変わりは有りません。
なお、新NISA制度を利用して投資をする場合は、取り扱いの商品数や手数料などを考慮すると、楽天証券、
SBI証券などのネット証券に口座を開設して投資することをお勧めします。
新NISAの投資額360万円をどう配分する?
新NISAは、つみたて投資枠で120万円、成長投資枠で240万円、合計360万円が非課税で運用できる制度で、2024年から新制度がスタートします。
金融庁にわかりやすい表が載っていましたので、ここに貼っておきます。
まず、我が家では、基本的に投資資金を米国と日本に半額程度ずつ分散することを基本としていました。
そこで、新NISAでの投資可能額360万円については、日本株へ180万円程度、米国株へ180万円程度投資をする予定でしたが、日本株へ240万円、米国株へ120万円と変更することにしました。
日本株への投資比率を増やす理由
日本株への投資枠を240万円としたのは、NISAの成長投資枠を日本の個別株を購入する費用に充てるためです。
以前はNISAのつみたて投資枠120万円でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)などの投資信託を、成長投資枠で米国高配当ETFへ約60万円、日本の高配当個別株へ180万としていましたが、米国の高配当ETFはNISAでは買わず、買う場合は、値下がりした時を狙って特定口座で購入することとしました。
なお、つみたて投資枠ではウメままはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を、だんなはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を積み立てる予定です。
米国高配当ETFをNISA枠で購入しない理由は、米国株式の場合、分配金に外国税額10%は必ず課税されることと、高配当ETFは値上り益があまり期待できないことなどからです。
NISAは配当金にも売却益にも日本での税金は課税されません。
そこでウメまま夫婦は、大きなリターンに対して非課税の恩恵を受けることを狙って、
NISAの成長投資枠では、値上り益も期待でき、増配も期待できる日本の個別株を購入する方針としました。
NISAの成長投資枠240万円で購入予定の日本の高配当個別株
以前、新NISAで資産を増やす つみたて投資枠、成長投資枠の使い方 | 配当金生活 (kabudefire.online)でNISAの成長投資枠で購入を検討している銘柄について紹介しましたが、現在は株価が上昇していたり、株式分割がなされたりもありました。
いま現在、指値で買付けを出している銘柄について、ご紹介したいと思います。
※株価の上下がありますので、全ての会社が買えるのかは分かりません。
学情 (2301)
私もスクリーニングする前は知らなかった会社なのですが、若手転職向け『Re就活』や、新卒向け『あさがくナビ』展開している会社です。
自己資本比率は89.4%で無借金経営であり、現在の配当利回りは2.89%、
過去10年の配当金の状況は、増配8回、 減配1回 据置1回という状況です。
日本も既に終身雇用は崩壊しており、今後は転職活動がさらに活発になっていくと思われます。
プロトコーポレーション (4298)
プロトコーポレーション (4298) は、中古車情報サイトグーネットを展開している会社です。
自己資本比率は70.5%で高財務、現在の配当利回りは2.7%、
過去10年の配当金の状況は、増配5回 減配1回 据置4回という状況です。
うち1回の減配は、記念配当を落とした時の1回であり、配当性向は30%程度でまだまだ増配の余地があります。
酉島製作所 (6363)
酉島製作所 (6363)は、ポンプの製造販売を行うポンプメーカーです。
自己資本比率は50.9%であり、有利子負債も多いですが、これは製造業であり、設備投資が必要であることから致し方無いと考えいます。
現在の配当利回りは2.7%、過去10年の配当金の状況は、増配4回 減配1回 据置5回という状況です。
日産化学 (4021)
日産化学 (4021) は、有名な除草剤ラウンドアップなどを製造販売している化学企業です。
ずっと以前から注目していた会社なのですが、現在株価が下落しており、買える値段水準になっています。
自己資本比率は76.1%で高財務であり、現在の配当利回りは2.94%、
過去10年の配当金の状況は、増配10回とパーフェクトレコードです。
懸念点は、配当性向が50%と少し高いことや、今後主力の農薬の特許が切れた場合などの収益がどうなるかというところでしょうか。
富士製薬工業 (4554)
富士製薬工業 (4554)は、女性医療、急性期医療の2領域に強い製薬メーカーです。
売上高、EPSともに右肩上がりで成長中です。
自己資本比率は48.3%、現在の配当利回りは2.01%、
過去10年の配当金の状況は、増配7回 減配0回 据置3回という状況です。
最近、経口避妊薬も承認されましたし、売り上げはさらに上昇しそうです。
竹内製作所 (6432)
竹内製作所 (6432)は、四季報によると、ミニショベル主体の建設機械の製造販売業者です。
ここ1年でかなり株価も上昇しています。
自己資本比率は77%で有利子負債0。現在の配当利回りは2.19%、
過去10年の配当金の状況は、日産化学と同様に増配10回というパーフェクトレコードす。
今季の配当は大幅な増配見込みとなっています。
その他は、前回も紹介した以下の2社です。
三菱HCキャピタル (8593)
既にウメままは一般NISAで保有しているのですが、安定感から買い増すをする予定です。
2023年に一般NISAで買った高配当株_ウメまま編 | 配当金生活 (kabudefire.online)
三菱HCキャピタル (8593)は、20年以上も増配を続けている高配当株で、きっと来年も増配してくれると期待しています。
本田技研 (7267)
最後の1社は本田技研 (7267)です。
本田技研 (7267)の来期配当利回り予想は4%を超えています。
こちらも既にウメままだんなともに保有していますが、さらに買い増しを行う予定です。
本田技研については自動車メーカーで今買うべき本田技研(ホンダ)株 | 配当金生活 (kabudefire.online)で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
純金上場信託 (1540)
だんなさんは既に300万円ほど楽天証券で純金を保有していますが、ウメままは保有していません。
今年以降は、ドル安に振れていくことが予想される事もあり、ドルと逆相関の関係にある金の値上がりが見込まれるため、純金上場信託を60万円ほどNISAの成長投資枠で購入しました。
新NISAで資産を増やす つみたて投資枠、成長投資枠の使い方(改定版) まとめ
以上です。
コメント