こんにちは、ウメままです。
ウメままの母親は、3年前にウメままの提案で、米国高配当ETFのSPYDを一般NISAで購入しました。
その時のやり取りは老人になって初めての株式投資_一般NISAでSPYDを購入 | 配当金生活 (kabudefire.online)に書いていますので、ご一読下さい。
この度、母と相談をし、一般NISAの保有資産を全て売却したので、経緯と理由を報告したいと思います。
ウメままの母親の年齢と保有資産と投資の目的
まず、ウメまま年齢と現在保有している金融資産は以下の通りです。
ウメまま母 :年齢72歳
保有金融資産:1800万円(うち株式投資額360万円(全て一般NISA))
保有株式 :SPYD、VYM、HDV、etc
投資開始時期:3年前
3年前に私が母に米国高配当ETFへの投資を勧めた理由は、以下の通りです。
- 銀行に預けていても金利はつかない
- インフレ時には、実質的にはお金の価値は目減りする
- 一般NISAの制度を利用すれば、配当金(分配金)に、日本の税金は課税されない
- 米国の高配当ETFなら、かなりの高確率で4%程度の分配金が得られる
- 分配金で年に何度か、美味しい食事や旅行に行くことが出来る
母の年齢を考えてると、大部分の金融資産を株式に投資することはさすがに怖いのですが、今の日本で銀行に資産全額を預けておくことの方がずっと怖いです。
年齢的にもお金を増やすという方向ではなく、元本は守りつつ、配当金(分配金)で人生を楽しんでもらうことが目的です。
と言うことで、ウメままの母は、NISA口座を2021年8月に開設し、米国高配当株SPYDを中心に投資を開始したのでした。
3年間でSPYDなどから受け取った分配金と売却益
投資金額は、投資開始時(2021年8月)に120万円を全額SPYDに、翌2022年1月にさらに120万円を、ほぼ全額SPYDに、翌2023年1月さらに120万円をほぼ全額SPYDに投入しています。
これまでに受け取った分配金は282,254円です。
だいたい3年弱で28万円程度の分配金を運んでくれました。
受領した分配金については、半年毎に食事代や良好に使えるよう証券口座から払い出して、使ってもらっています。
そして売却益は410,209円でした。
合計すると692,463円の利益となりました。
なお、売却益については一般NISAでの運用でしたので、全額非課税で受け取ることが出来ました。
これが、特定口座での運用であれば、8万円以上源泉徴収されたことになります。
一般NISAで運用していた高配当ETFを売却した理由
まだ2年以上非課税で分配金をもらうことが出来るSPYDなどを売却した理由は、結論から言うと以下の3点です。
まず、為替の件ですが、母が一般NISAでSPYDに投資を開始したのは、約3年前からですので、購入時の為替レートは105円から135円程度に上昇していた時期でした。
SPYDの平均取得価格は41ドルくらいで、売却時が39ドル程度でしたので、売却時もドルベースではマイナスの状態です。
つまり、売却益の40万円は為替による恩恵です。
これが今後1ドル130円を切る程度までの円高は十分にあると思われるので、為替差損により含み損を抱える可能性があることが1点。
次に年齢と資産額の件ですが、母は70歳を超えており、既に年金受給者です。
保有金融資産も1,800万円程度であり、十分な金融資産を保有しているわけではありません。
また、現在は元気ですが、年齢を考えると健康寿命もそんなに長くはないと思われます。
ちょうど新NISAが始まるタイミングでもあり、2024年の新NISAへの投資額360万円は証券口座に残しますが、今回の売却益と後半の分配金約50万円は人生を楽しむために必ず使うように話をして一旦利益確定をし、銀行へ払い出しをしました。
1年ずつ120万円、合計360万円を投資し、3年弱で約70万円の利益は正直出来過ぎでした( *´艸`)
人によっては今が売り時?_SPYDを売却した理由 まとめ
以上
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